GR86のブレーキバッドとシューを交換したので、手順をまとめてみました。
BRZも同じ構造ですし、ブレーキパッドの交換は車によらずほぼ同じなので備忘録までに
(ディスクブレーキ搭載車)
パッド交換の作業自体は簡単で、慣れると30~1時間程度で交換できます。
(ブレーキシューはサイド調整等作業が多いので少し面倒です)
ブレーキは取り付け不備等があると車が止まらなくなりますので、ボルトの閉め忘れ装着時のがたなど、作業に気を付けましょう。
また、自分で交換される方は自己責任でお願いします。
ブレーキシューの交換記事もあります↓
ブレーキパッド交換
ブレーキキャリパーを外す
・まず、ブレーキキャリパーにアクセスするためにタイヤを外す。
・次にキャリパーを止めている2本のボルトを緩める。
下写真の赤〇ボルト×2(ゴムのカバーがついている部分)
・この時に上側は完全に外さずに手で回せる程度に緩めるだけにしておく。
そうすることで、画像2のようにキャリパーが回転するようになり、外したキャリパーを固定したりす る手間が省ける。


パッドを交換する
・キャリパーをずらすとブレーキパッドが外せるようになるので、外します。
ローターの内側と外側2枚
・交換したいブレーキパッドに金具を移植して、上下の突起を金属性のガイドに合わせて取り付ける。(下画像)
金具は移植しなくてもブレーキ性能には問題ないと思います。(ブレーキパッドの色を見せたいとき は外しています)

外していたキャリパー、ボルトを戻す
・ずらしていたキャリパーを元に戻します。
この時に、新品パッドが分厚くてキャリパーが入らないことがありますので、その場合はキャリパーのピストンを押し戻してから装着します。
押し戻し量が多い場合はブレーキフルードがエンジンルーム側へ溢れることがあるので、少し抜いてやるなどしましょう。
・次にキャリパー上下の外していたボルトと緩めていたボルトを締めます。
緩めていたほうは閉め忘れないように注意しましょう。

前後ともに交換方法は同じです。
ブレーキペダルを数回踏み込んで、踏みごたえを確認
・前後交換が終わったら、ブレーキペダルを数回踏み込んで交換時に発生した遊びを戻します。
交換して1~2回目のブレーキは踏みごたえがなく、ブレーキがあまり利いていない状態になっているので、ペダルを数回踏み込んで遊びをなくしておきます。
必ず走行前に行いましょう。
注意点:交換したてはブレーキの利きが少し弱い
ブレーキ交換後の注意点としては、あたりがつくまではブレーキの利きが少し弱くなりますので、減速時は車間距離などに気を付けて、余裕をもってブレーキをかけましょう。
街中で数十キロ程度走れば、あたりがついてきて、本来のブレーキ力に戻ると思います。
ブレーキパッドの交換記事もあります↓
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