GR86のサイドブレーキシューを交換したので、備忘録までに手順をまとめてみました。
86,BRZはサイドブレーキが独立しているディスクインドラムブレーキとなっています。
サイドブレーキを強化しようとするとシュー交換となります。
ブレーキは取り付け不備等があると車が止まらなくなりますので、ボルトの閉め忘れ装着時のがたなど、作業に気を付けましょう。
また、自分で交換される方は自己責任でお願いします。
ブレーキシューの交換記事はこちら↓
ブレーキシュー交換
サイドブレーキを下ろして、調整ダイヤルを緩める
ブレーキローターを外すので、サイドブレーキを緩めておきます
・まずジャッキアップしてタイヤを外す
・サイドブレーキを下ろした状態で、下写真1のゴムキャップがついている部分を最下点へ回す
穴を覗くと歯車のようなダイアルが見えるようになる(写真2 内部構造)
・サイドブレーキ調整ダイヤルを下側へ回らなくなるまで回す
下側:緩む 上側:締まる


ブレーキキャリパーとキャリパーステーを外す
・キャリパーを止めている2本のボルトを外す。
下写真の赤〇ボルト×2(ゴムのカバーがついている部分)
・外したキャリパーはブレーキホースがつながっているので、落下しないようにサスペンションのバネなどに吊っておく

・キャリパーステーを止めている上下ボルト2本を外して、ステーを外す

ブレーキローターを外す
・ブレーキローターを手前に引き抜いて外す
外れない場合はM6のボルトをローターの穴にねじ込んでローターを浮かせながら外す

ブレーキシューを外して交換
ブレーキローターを外すとブレーキシューが現れます
・バネ4本とサイド調整ダイヤル、左右のストッパーを外すとブレーキシューが外れる
ストッパーはペンチで奥に押し付けながらピンを90度ねじれば外れます
バネは4本とも違うので場所を覚えておく
写真6 赤〇:バネ 青〇:ストッパー

・片側はサイドブレーキのワイヤーとC型のピンで繋がっているので、両方交換する場合は外す
ピンとワッシャーは再利用不可らしいので、用意しておきましょう。
逆の手順で元に戻して、サイド調整
・新しいシューに交換したら逆の手順で元に戻します。
・ブレーキキャリパーを付けるところまで復元したら、サイドブレーキの調整を行う
(調整ダイヤルが緩んでいると、サイドを一番上まで引いてもブレーキがかかりません)
・また、この時にフットブレーキをいつもの踏みごたえになるまで数回強く踏む
(キャリパーを外して最初の1,2回はブレーキが抜けるからその防止)
・タイヤを装着して作業完了
ブレーキシューの交換記事もあります↓
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