msi OPTIX-MAG272C レビュー
ゲーム、PC用のモニターを買い替えたので、その感想を書いていきたいと思います。
私の使用用途としては、PS4でのFPSゲームとPCでの作業や動画視聴をメインに使用しているので、使用感を含めながらレビューしたいと思います。
私は、家電量販店で3万円ほどで購入できました。
msi OPTIX-MAG272C

公式HP https://jp.msi.com/Monitor/Optix-MAG272C/
購入したのはmsiというメーカーの「OPTIX MAG272C」という27インチ湾曲モニターです。 ベゼルがかなり細くて、ゲームへの没入感が味わえます。
ゲーミングモニターという位置づけで、応答時間やリフレッシュレートが高めのモニターとなっています。 PS4では最大60Hz、PS5では最大120Hzまで設定することができ、ゲーム内の敵やオブジェクトが滑らかに動くようになります。 Xboxなどでも最大120Hzなので、家庭用ゲーム機で使うには「OPTIX MAG272C」の最大165Hzで十分だと言えるでしょう。
注意点
ひとつ注意点としては、スピーカーを内蔵していないので、音を出すときは外付けのスピーカーやヘッドセットが必要です。
スペック
画面サイズ | 27インチ |
アスペクト比 | 16:9 |
最大解像度 | フルHD(1920×1080) |
リフレッシュレート | 165Hz |
応答速度 | 1ms(MPRT) |
パネル種類 | VA |
表面タイプ | ノングレア |
画素ピッチ | 0.3114×0.3114 |
視野角 | 178° (H)/178° (V) |
パネル表面曲率 | 1500R |
輝度 | 300 |
コントラスト比 | 3000:1 |
消費電力 | 使用時 31W / スタンバイ 0.5W |
入出力端子 | HDMI ×2 DisplayPort 1.2a ×1 USB Type-C ×1 USB 2.0 Type-A(USB ハブ)×2 USB 2.0 Type-B(PC接続用)×1 ヘッドホン出力 ×1 |
本体サイズ(W×D×H) | 611.5 × 225.0 × 455mm |
本体重量 | 5.4Kg |
電源入力 | 100 ~ 240V、50 / 60Hz |
走査周波数 | 53 ~ 183KHz(H)/ 48 ~ 165Hz(V) |
上下角度調節(チルト) | -5° ~ 20° |
最大解像度 / リフレッシュレート | DP:1,920 × 1,080 / 165Hz HDMI:1,920 × 1,080 / 165Hz |
付属品 | HDMIケーブル ×1 USB Type-A – Type-Bケーブル ×1 電源ケーブル ×1 クイックスタートガイド ×1 |
VESAマウント | VESA100(付属のスペーサーネジにて対応) |
特徴・機能
湾曲モニター
モニターが湾曲していることによってモニター端が見やすく、27インチの大きい画面でも視認性は良好です。FPSでのマップや体力ゲージといった情報を素早く認識できます。
PC作業では、初めは「画面が湾曲している感」はありましたが、1日もたつと違和感はなく使用するようになりました。

ゲーミング機能
照準アイコンを設定で画面に表示させることができます。これによってシューティングゲームの腰打ちなどのガイドがわかりやすくなります。 赤白2色、6種類の照準が設定できるので、好みにカスタマイズできます。
個人的には使っていない機能ですが、インファイトメインのシューティングやTPSで使えそうかな?といった感じの補助的な機能です。

色味の設定
ゲームモードという、ゲームの種類に合わせた、ユーザー,FPS,レーシング,RTS,RPGの5種類の設定が用意されていて、それぞれ強調する色や輪郭の鮮明さが最適化されています。 また、コントラストや輝度、色温度など調整することができます。
↓5種類の設定ごとのカラーチャートです↓






設定 「RPG」 RTSを暗くして、コントラストをハッキリさせたような配色 輪郭はぼやける
詳細設定
応答時間やリフレッシュレート、色温度やコントラスト、輝度の設定などモニター画面に関する設定ができます。また、アラーム機能や、ナイトビジョンというゲーム内で夜や洞窟など暗い所でも見やすくするような機能がついています。
いろいろ試して、自分のベストな設定を探すことができます。


↓モニター裏にある赤いボタンで細かな設定や入力切替などを操作できます。↓

良かった点
入力端子が多い
USB Type-CやHDMI×2をはじめ、多くの入力端子を持っていて、PCやゲームを起動すると自動検知で映し出してくれるので、このモニター一台でケーブルの抜き差しといった面倒な作業がなくなったことがとても良かった点です。
ゲームモードFPSによる視認性のアップ
ゲームモードによる色味や輪郭の鮮明さの変更は、FPSプレイヤーに恩恵が大きいと思います。 私もFPS用にこのモニターを買ったのですが、このような設定があるとは知らずにしばらくは輪郭のぼやけているデフォルト設定でプレイしていました。そこからFPSに変更すると、初めは緑系の色が灰色に見えるので、とても違和感が強かったですが、それ以上に輪郭がわかりやすく、遠くの豆粒のような敵でも視認性がアップしました。
不満点
しいて言えば・・・重い
私の場合は、前のモニターから純粋にパワーアップしているので、機能での不満点は特にありませんでしたが、あえて言うならば5.4kgという重量だと思います。
以前のモニターに使用していたモニターアーム(27インチまで対応)に装着してみると、重さで下を向いてしまったので、アームを買い替えることになってしまいました。(アーム自体は安物だったので、それが原因かもしれません… →こちらのアームです→HUANUO 15~27インチ モニターアーム)
設置も一人で行ったのですが、かなり重たく慎重に取り扱わないと落としそうでしたので、お気を付けください。
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